木元貴章 インストラクター デイリーライフ

神奈川在住のフリーインストラクター 木元貴章のブログです!

乗馬の運動効果 木元貴章

馬は全身を使うスポーツです。あまり体を動かしていないように見えても、馬上でバランスを保つために様々な筋肉を使っています。実際、どのくらいの消費カロリーがあるかというと10分で35kcalもあるのです。レッスンの一つとして当クラブでも取り入れている「ジョーバ」などのフィットネス機器もあるように、乗馬の動きは運動効果が高いものなのです。

他のスポーツと比較すると・・・
意外に乗馬は消費カロリーが高い事に気づきます。

乗馬 千葉 木元貴章

1鞍(1回)の騎乗時間が45分だとすると、約160kcalを消費する計算になります。
普段、定期的にスポーツをしている方でも、乗馬をすると筋肉痛がおこります。これは、他のスポーツでは使わない筋肉を使う事から生じます。

また、自然にバランスをとる事が全身運動となり、しかも有酸素運動なので無理なく楽しく運動する事が出来るのです。

水泳やエアロビクス、ウォーキングを30分継続して行うのはとても大変ですし、スキーは冬のシーズンしか出来ないわけですが、乗馬は30分騎乗しても『あれ!もう終わり・・・』という感じで、時間を忘れて楽しめるスポーツなのです。

馬の揺れに合わせて自然と全身でバランスを取ることで、上記に挙げた筋肉に程よく緊張感と刺激を与えます。
特に下半身は、両脚を使って馬体を挟み込むような形をとるので、大腿筋や大臀筋(お尻)のインナーマッスルが継続的に刺激を受けます。
また馬上では、安定した姿勢を保つために鞍の上で座骨を立て、腹筋に力を入れる必要があるため、これにより体幹も鍛えられます。体幹がしっかりとすることで、背筋がスッと伸びた美しい姿勢を維持することができるようになるのです。

姿勢がよくなるだけでなく、さらにうれしい効果も! 体幹インナーマッスルが鍛えられると内側の筋肉が安定し、重力で徐々に下がってしまう内臓を元の位置に戻してくれます。内臓の位置が安定することにより、臓器本来のパフォーマンスが十分に機能。それによって自然と基礎代謝が向上することが期待できます。

パソコンやスマホで丸まってしまった猫背を解消し、乗馬で楽しみながら美しい立ち姿を手に入れませんか?